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熊沢コミュニティセンター

土間から望む、暮らしのハレとケ

熊沢コミュニティセンター

雄勝法印神楽の様子、浜を離れた人も集まる「ハレ」の日

石巻市雄勝町熊沢地区に設計した地区集会所です。

前年にとなりの桑浜地区の集会所を設計したご縁で依頼がきました。

雄勝町では、各浜ごとに重要無形民族文化財にも指定されている〈雄勝法印神楽〉が春と秋に奉納されます。地区会長からは新しく建てる集会所で神楽を舞うことも想定して設計してほしいという要望がありました。

年に数回ある「ハレ」の日は雄勝を離れた家族や親戚も訪れる特別な日で、たくさんの人が集まります。また日常「ケ」においては漁業や暮らしのルールなど、集落のちょっとした話し合いや婦人会、娯楽施設として利用される建築です。

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土間を介して外を見る

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模型をつかった意見交換会

高台にある敷地は周囲を樹々に囲まれ、眼下には海が広がる自然豊かな場所です。集会所を利用する人が雄勝の美しい海をより近くに感じられるよう、L型に配置した建築の内部・外部どちらにも土間を設け、様々な場面のシークエンスがつながるようにデザインしました。

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平面図・断面図

熊沢コミュニティセンター
所在地:石巻市雄勝町熊沢
用途:地区集会所
敷地面積:518.61㎡
建築面積:144.08㎡
規模:地上1階
構造:木造
竣工:2016年3月
施工:阿部建築
設計:she|design & research office
協力:雄勝スタジオ(東北大学・東京藝術大学・日本大学)
写真:kohei shikama

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