DESIGN

Quiet Corner Coffee

異素材のグラデーションでつくる全体性

Quiet Corner Coffee

仙台市内にある小さなカフェのインテリアデザインです。

1人でも十分なオペレーションができるよう、キッチンは最小限で効率の良い動線でつくられています。キッチンスペースは床から立ち上がった造作カウンターと天井(設備配管格納のため)で上下から囲われつつも、来客がすぐに分かる見通しや視認性を確保するため、360°視界が開けたオープンなつくりになっています。

Quiet Corner Coffee

見通しの良いオープンキッチン

異素材のグラデーション

客席として使用する机や椅子は、クライアントが開業のために少しずつ集めたお気に入りの家具でした。それらが自然に馴染む器(=空間)を用意することが重要なデザインになります。

当然のことながら、天井・壁・床・家具などインテリアにちらばる各要素をバラバラに決めてしまうと、全体がチグハグな印象になってしまいます。一部現しになる既存躯体のコンクリートから、チーク材でできている既製品の家具まで。その間の差異を少しずつ埋めていくように3種類の壁やカウンターの素材、塗装の色を調整していきました。

Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee

こだわりのコーヒーとスイーツを楽しみながら、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせることを最優先に、調和のとれたまとまりのあるインテリアデザインを目指しました。

Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee
Quiet Corner Coffee
所在地:仙台市青葉区
用途:カフェ(内装)
延床面積:68.27㎡
竣工:2020年9月
施工:株式会社N's Create.
設計:she|design & research office + 渡邉武海
写真:yuriko tsuchida
その他:サイン/グラフィックデザイン 渡邉武海

other DESIGN

2 7 3 0
木グリッドを横断する住まい方
Growing it up プロジェクト
住む人の「らしさ」が詰まった不動産再生事業
Quiet Corner Coffee
異素材のグラデーションでつくる全体性
HOUSE f
生活の〈質〉をデザインする