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STREET LIFE

公園のように、地域につながるユーズドカーショップ

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仙台市内から車で約30分程走ったニュータウン。
典型的な郊外団地の風景が続く一角にある中古車展示場です。

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車の販売が主なので、商品を陳列する場所は外であり、外構をどのように使うのかがとても大切なポイントになりました。敷地は機能上「1.来客用駐車スペース」「2.建築+商品展示スペース」「3.スタッフ駐車スペース+修理作業スペース」と、ゆるやかに3つのゾーンに分けられ、真ん中には大きくカーブを描いた「散歩道」をつくりました。歩道から気軽にふらっと立ち寄れる展示場です。

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視線のつながりを模型で検討

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平面図・断面図

車を買うことは大きな決断の1つです。スタッフがお客さまから見えない場所で何やら作業をしていると不安になります。オーナーからは「お客さまとの距離感を大事にし、相談・販売・契約までをオープンな空間で行いたい」と依頼がありました。天井高さが4mある半円型の商談スペースは、オープンなワンルームでありつつも、適度に隣りのテーブルと距離を保ちます。

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大きく開いた窓からは優しい光が室内を照らし、外へ目を向ければいつでもお目当ての商品を確認することができます。落ち着いたカフェのような空間を目指しました。

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所在地:黒川郡富谷町
用途:店舗+オフィス
敷地面積:6599.48㎡
建築面積:432.25㎡
規模:地上2階
構造:木造
竣工:2009年
施工:有限会社 聖建設
構造設計:有限会社 NEO・建築構造
設計:sugawaramaiko+Archibox
写真:sanae suzuki

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