RESEARCH

New Regional HOUSING Project

新しい地域型家づくり

New Regional HOUSING Project

ハウスメーカーとは違う形で住宅供給を行うとき、設計者・施工者はどのように家づくりに関わっていくべきでしょうか。仙台市内にある住宅事業部を立ち上げたばかりの工務店とともに、新しい地域型の家づくりを考えました。

現在のL/D/K/個室/水廻りといった間取りは、戦後の住宅供給のなかで形式化されていったものです。その〈あたりまえ〉を少し見直し、家族の生活や使い方に応じて、本当に住みたいと思える家を一から建てることができるのが注文住宅の最大の魅力です。本リサーチでは1.Design 2.Energy 3.Sociality の3つの視点から、家づくりで必要なことをまとめています。

New Regional HOUSING Project

近年、空き家の増加が社会問題になっていますが、もはやリノベーションは前提として新築をつくる必要がありますし、住宅は多様なライフスタイルを担保するデザインであるべきです。自然エネルギーをコントロールすること、社会的な取り組みに目を向けること、家づくりの意味がこれまで以上に開かれてきています。本プロジェクトは今後、不動産や建材メーカー、地場産業の職人など、家づくりに関わる様々な立場の人を巻き込みながら、実践の場をつくっていく予定です。

New Regional HOUSING Project
New Regional HOUSING Project
期間:2016年7-9月
企画:she|design & research office、mitsuhiro gotoh architects
デザイン:she|design & research office、mitsuhiro gotoh architects
協力:株式会社スタイリッシュビルド

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