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石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

復興整備中の仮拠点に〈トレーラーハウス〉で居場所をつくる

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

東日本大震災で被災した石巻市雄勝町に建設された仮設の交流拠点です。復興まちづくり情報や歴史・文化・生活の営みといった地域情報を展示し、住民・来訪者など様々な人の交流をとおして実践的コミュニティが生まれる活動の場です。

雄勝町では町の中心部である伊勢畑・上雄勝地区に、商業・観光・公共サービス機能の集約をはかる復興計画となっています。情報交流館は、中心部復興までの数年間、集客やにぎわいを担保すべく、仮の拠点エリアに設置されることとなりました。

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

雄勝町中心部と仮拠点エリア

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

運営者ヒアリングから抽出した「地域活動」の機能的つながり

「中心部復興後には移動・撤去が想定される仮設建築物であること」「建設に時間がかかると町のにぎわいが薄れていってしまうこと」を考慮し、工期が短く、設置・移動が容易なトレーラーハウスを、展示・交流・管理の機能ごとに3台設置することにしました。

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館
石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

配置兼平面図

仮設とはいえ、前向きで居心地が良く、しばらく留まっていられることは地域活動にとって重要です。人が集まり地域の未来を語り合う空間に相応しい、みんなの居場所になるようデザインしました。

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

交流棟内観

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

展示棟内観

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

展示棟内観

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

管理棟内観

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館

交流テラス

石巻市復興まちづくり情報交流館 雄勝館
所在地:石巻市雄勝町上雄勝2-36
用途:展示場・交流施設
敷地面積:500.77㎡
建築面積:103.17㎡
規模:地上1階
構造:木造・トレーラーハウス3棟
竣工:2016年5月
施工:有限会社大友工務店 + カンバーランドジャパン(トレーラーハウス)
構造設計:有限会社NEO・建築構造
展示設計:株式会社マナビノタネ+情報科学芸術大学院大学IAMAS
プロジェクトマネジメント:東北大学災害科学国際研究所 災害復興実践学分野
設計:株式會社オオバ + she|design & research office
写真:kohei shikama(*交流テラスのみshe撮影)

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